« 春の菜っぱ | トップページ

大七・無天田2008田植え開催しました!

大七酒造では5月24日(土)自社耕作田・無天田の田植えをしました。

今年もギリークラブの皆さんが力強い助っ人として参加してくださいました。
東京から早朝の新幹線に乗って、わざわざはるばると福島へ。
ほんとのことをいうと「どうしてこんな何もないところへ、しかも田植えはなかなかの重労働・・・なぜ???」と、なんだか申し訳ないような気持ちになってしまうのですが、半年ごとに必ずお顔を見せてくださる常連さんもたくさんいらして、きっと喜んでいただけてるんだと思うと、心があたたかくなります。いらっしゃいませというよりは、「おかえりなさい」のほうがしっくりくるような、そんな感じです。
もったいなくてありがたいことです。

数日前からの天気予報は、日に日に怪しさを増していました。
合羽も準備したんです。朝は何とかもっても、午後は絶望かと思ってました。でも、朝起きてみたら薄曇りだけれど、爽やかなそよ風が心地よい田植え日和でした。去年もそんなお天気ミラクルに恵まれた覚えがあります。晴れ女、晴れ男はどなた?

Img_5553

植えるのはもちろん五百万石。プール育苗という方法で、もちろん農薬を使わずに苗を育てました。立派な大苗です。

Img_5558

佐藤杜氏も岩手から駆けつけました。秋にはこの苗が米と実り、さらには熟練の職人技によって酒に醸されるのです。

Img_5564

土や水の感触って不思議です。汚れるのをためらわずにえいやっと田んぼに入ると、どこかに無邪気な子どもの自分を発見したりして・・・。
こころのコリがほぐれる感じ。

予定通りに順調に作業は進み、あっという間にお昼です。
昼食は「田植え弁当」を作ってみました。
お弁当箱に彩りよくおにぎりとおかずを詰めて。
おにぎりは炊き込みご飯・菜めし・梅の3種。
おかずは鶏の唐揚げ・タコさんウインナ・にら玉・もやしとほうれん草のナムル・たけのこの煮物・ミニトマト・胡瓜のキムチ棒。
定番中の定番です。
それに豚汁もつけて、バナナもつけて、と。

お弁当の後は比較的早い時間に田植え完了だったようです。
皆さんさすが、一番多い方は今年で4回目の田植えですもの。いますぐ農家へお嫁にゆけそう(笑)。

大七酒造へ戻って汗と泥を落として、ひと休みしたら、皆さんそれぞれに市内観光や蔵見学を楽しまれました。

その間、私たちは夕方からの早苗饗の準備に大わらわ。
今回は「酒屋の米粉」を使ったお料理に挑戦しました。
「酒屋の米粉」というのは、酒米を精米するときに出るぬかの一部なのです。ぬかといえば、ぬか漬けに使うあれを思い浮かべますよね。あれは赤ぬかと言って、玄米の一番外側の表皮の部分を削って出てくるぬかです。ご飯として食べるための精米では、赤ぬかしか出しませんが、酒を造るときは、飯米よりもっとずっと白く小さく削るので、精米が進むにつれて、ぬかの色は赤褐色のあの色から真っ白に変わっていきます。ぬかと言うよりも、もう米粉と言った方がふさわしい白い粉がたくさん出るのです。
この上粉とよばれる米粉を使って、さてどんな料理ができるか、色々考えました。

夕食の献立をご紹介しますね。
お酒は純米吟醸皆伝雪しぼりにごり酒純米生もと
春の野山を感じさせる献立には、お米の旨味が柔らかなお酒が似合います。
Img_5649
・ウドのきんぴら
爽やかな春の香りが楽しめるウドを大きめに切ってきんぴらで。

・手巻きサラダ
今が旬、取れたてのレタスやサラダ菜にいろんな具を巻いていただきます。レタス類はもちろん有機栽培の大内さんの畑から。具は川俣シャモのスモーク、大七の近所のお肉屋さん特製チャーシュー(地元で評判なのです)、葉玉ねぎのツナ味噌炒め、アボカドのクリームチーズディップ。

・冷や奴とオニオンスライス
玉ねぎは初物です。甘くてみずみずしい新玉ねぎはこの時期だけの美味しさ。大内さんの大豆で作ったお豆腐とともに、けずりぶしとお醤油でシンプルに。

・鶏手羽先のさっぱり煮
前日からコトコト煮込んでました。紫外線によるダメージを受けたお肌にコラーゲン補給!ってことになりましたか?

・酒屋の米粉のチヂミ
米粉と小麦粉を合わせた卵たっぷりの生地は、もっちりさくっの食感で美味しい!ニラとイカを入れました。

・銀タラの吟醸酒粕味噌焼き
銀タラを大七生もと純米大吟醸酒粕入りの味噌床に漬け込んで焼きました。

・ホタテのふんわり焼き
ホタテの旨味たっぷりのホワイトソースはなんと、米粉でとろみをつけました。小麦粉よりダマにならずに簡単。

・酒屋の米粉ぱん
米粉だけではグルテンができないので、小麦粉と合わせて使いました。大七のお酒に使う「大七酵母」を使ったものも作りました。優しい味のパンになったと思います。

・浅漬け
ラディッシュやかぶ、初物の春キャベツなど、とれたてのお野菜は軽く塩で漬けるだけで、なぜこんなにも甘味があるのでしょうね。

・春のみそ汁
さやえんどう、玉ねぎ、こまつな・・・お酒の後にほっとするお母さんの味のおみそ汁です。

それからデザートは福島のいちご。
あちらこちらで話の花が咲いて、ゆったりと和やかな宴となりました。
でも時の経つのは瞬く間。気づけば窓の外はもう宵闇。いつ降り出したのか、雨が窓をたたいていました。
もうお開きの時間。なんだか名残惜しいような気分で皆さんとお別れしました。
実りの秋にはまた福島へ帰ってきてくださいね。
こんどは「おかえりなさい」って言ってみてもいいでしょうか・・・

みなさま、本当にどうもありがとうございました。

|

« 春の菜っぱ | トップページ

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188831/41352529

この記事へのトラックバック一覧です: 大七・無天田2008田植え開催しました!:

« 春の菜っぱ | トップページ