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春の香りいっぱい!福島いちごはいかが?

春ですね、といいたいところですが、ここ数日気温が下がり、いまさら思い出したかのように雪が降りました。大七酒造ではまだ酒の仕込みが続くので、この寒さはありがたいのですが、やはり3月となれば気分は春です。春の福島もうまいものがいっぱいで、本当に待ち遠しい季節です。少し前から、近くの土手にはふきのとうが顔を出し始め、天ぷら、ふきみそ等、私はもう何度か楽しみました。でも山菜のさかりにはまだまだ早いし、野菜も今は端境期で、畑にある露地物はちょっとお寂しい状態。終わりかけの白菜や大根、ネギ、ほうれん草くらいしかありません。気分は春でも、東北の春本番はもう少し先なんです。

でも旬どきではやっぱり春らしい華やいだ感じのものをご紹介したい!と、あれこれ考えて、やっと思いつきました。
今回は、春待ちわびる福島で、今が盛りの季節の味「いちご」です!

福島は果物王国です。桃、リンゴ、梨、柿などなど全国でも有数の産地で、桃の花の時期など、県北地方はあたりいちめんピンク色に染まってまさしく桃源郷。
そんな中、いちごは特に生産量が多いわけではありませんが、福島県農業総合センターで開発された福島県オリジナル品種があると聞いて、さっそく見せてもらってきました。

その名も「ふくはる香」と「ふくあや香」。
なんてかわいらしい名前でしょう♪そんな双子の姉妹がいそうです。
どちらも昨年、品種登録されて市場に出回りはじめたばかりのニューフェイス。県内でもまだあまり知名度は高くないようで、周りの人に聞いても誰も知りませんでした。そういう私も今回初体験です。

福島県農業総合センターは昨年オープンしたばかりの施設で、農業関係の試験研究、技術支援業務の他に、休日も一般に展示施設や図書室、散策路を開放しているそうです。広々とした敷地内にはせせらぎや水車小屋なんかもあって、子どもと一緒に訪れるのも楽しそうです。夏休みの宿題のネタが見つかるかもしれません。

迷子になりそうに広い農園の中に、温室がずらりと並んでいて、そのうちの一棟に目指す「ふくはる香」はありました。2007_03080063_1
2007_03080054_1外は冷たい風が吹いていましたが、さすがは温室。暖かくて、湿気があって眼鏡もカメラのレンズも一瞬でくもってしまいました。一歩足を踏み入れたときから、ふわんと甘い香りが鼻腔に心地よく流れ込んできました。幸せな香り!
つややかで大粒で均整の取れた円錐形をして、きれいな鮮紅色の見た目もとっても美味しそうな「ふくはる香」。甘みの強さと芳香が特徴とのことですが、本当に口に入れる前からあたりにいい香りが漂っています。ひとくちほおばってみると、中の果肉は薄桃色で、とにかく素敵な香り。この香りはこれまで食べたいちごにはなかった香り。何だっけこの香り?どこかで嗅いだような…。
そうだ!桃!桃のような甘い香り!舌触りもすじっぽくなくなめらかで、いちごなのにどこか桃のイメージと重なる!とても個性的です。酸味はあまり強くなくて、甘くて上品で優しい感じのするいちごです。
今のところ主に棚倉町など県南地方を中心に作られていて、年末年始頃から出荷が始まり、この後5月頃まで続くそうです。

さて、「ふくはる香」の温室を出て、広い農場内を歩くことしばし、少し離れたビニールハウスの中でこんどは「ふくあや香」を見せてもらいました。
2007_030800672007_03080073こちらも、「ふくはる香」に負けず劣らずの大粒できれいな形をしています。色はこっちの方が濃い鮮紅色かな。舌触りはやはりなめらかで同時に歯切れの良さも持っていて、密度の濃い感じ。味も酸味がほどよくあって、甘みも強く、しっかりと濃い感じで美味しい!とてもバランスが良くて、いちごらしいいちごという印象です。
福島市や伊達市など主に県北地方で作られていて、2月から5月が出荷時期だそうです。

「ふくはる香」「ふくあや香」どちらも福島県内の大手スーパーなどで販売中ですが、県外へはまだ少ししか出荷していないとのこと。首都圏へもまだ出回っていないそうですから、近々福島へ来られる方はぜひ食べてみてくださいね。本当に美味しいですから。

ところで、いちごと吟醸酒はとても相性が良いこと、ご存じですか?
繊細かつ緻密で気品漂う大七の生もと純米大吟醸「箕輪門」なら、いちごとお互いに引き立てあって素敵なマリアージュを見せてくれます。意外!と思われるかもしれませんがぜひお試し下さい。

<おしらせ>
旬どき・うまいもの自慢会・福島~春の集いを、下記の通り開催いたします。

◆日時 3月21日(水)春分の日 午後2時~
◆場所 大七酒造株式会社 玄関ホール
◆会費 ¥1,800
◆定員 20名様

窓から差し込むやわらかな光の中で春を迎える喜びを満喫。そんな麗らかな午後の気分を彩るのはとっておきの日本酒と洋菓子のちょっとお洒落なマリアージュ!

おかげさまで、ご好評につき若干のお席を残すのみとなってしまいました。チケットご希望の方は、電話またはメールで大七酒造株式会社 「旬どき」係までお問い合わせ下さい。
TEL  0243-23-0007 e-mail  info@daishichi.com   

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